2日間遠征してきましたークマタカ
ここ3日間ブログ更新できませんでした。
実は絶滅危惧種の貴重種であるクマタカの撮影に2泊3日で行ってました。
こうして野鳥撮影に行けるのも、ベテランの乳母さんにインコのお世話をお願い出来た為でして、乳母さんの方には足を向けて寝れません。

と云う訳ですが、何はともあれ何とか撮影出来ました。
是も又本当に不思議な縁で、シロハラインコの里親さんのお世話で、貴重な撮影ができたという次第です。とにかく人が全く入らないような奥山ですので、老体に鞭打っての撮影となりました。
やはり鳥友さんの神通力が通じたのか、なんと雛の巣に親鳥が獲物を運んできました。どうやらその後雛が食べてるのを見ると、ウサギの様な大型の哺乳類のようでした。
さすが猛禽の中の猛禽クマタカ、面構えが何とも凄みがあり神々しい程です。

餌を置くと10秒ほどで飛び去って行きました。

順は後先になりますが、枝止まりも鳥友さんが見つけてくれて、ふらふらぶらついていた私を、ご主人が呼び戻しに来てくれました。
いや~走った走った、カメラを担いで。
なんせめったに見えるところに止まってくれることはないのですから。しかもカメラを向けると、クマタカの方が目が良くて、飛んでしまうとのことで、奥様は自分自身撮影せず、私の到着を待ってくれるという親切ぶりです。もう頭が下がります。
と云う訳で私はどちらにも足を向けて寝れないという状況です。

雛も画像の通りの大きさです。
最初は2羽の頭が見えていたそうですが、大型猛禽の常で育つのはやはり1羽のみです。

もう翼もここ迄伸びてきてます。
鳥友さんも1週間前とはあまりに違っているので、その成長ぶりには驚かれてました。

紹介してます画像は、かなりのトリミングをしてまして、実は600mmの望遠に2倍のエクステンダーを装着して、1200mmで撮ってもこの大きさでしか写りません。
現場は人も通わぬ山奥ですので、急峻な山道を1時間半ほど歩かねばならず、多分私が行けるのは今年が最後ではと思います。
とにかくこの希少種を、生きているうちに撮れただけでも、満足しなければと思います。
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