NHKさんしっかりしてください
12月6日のNHK「ザ・プロファイラー」をご覧になった方いらっしゃいますか。

水木シゲルさんの生き方を特集していたのだが、ちょっとまずい画像に気が付いてしまった。

水木さんがラバウルで終戦を迎えた時、本気で現地に残ることを考えたそうだ。なんせ、熱帯地方なので、一日3時間の農作業をするだけで、食べものには困らないという事で、気持ちをひかれたらしい。上官に話したら、一旦帰国してゆっくり考えればと、諭されたそうですが。

きっかけは、帰国する前に仲良くなった現地の部落に別れを告げに行くと、脱走して残るよう勧められた為との事。

お祭りも大好きだったらしい。

食糧不足で、飢餓状態にあった水木さんには、熱帯の十分な食料は大きな魅力だったのでしょう。

問題はこの画像。
現地で、「小動物や虫たちと一緒に暮らし、土にかえるのもまた良し」と考えたというシーンなのだが・・・・。
もう当ブログを覗いて頂くようなj方はお気づきと思いますが、画像はなんとヒメコンゴウです。
ご存知のようにヒメコンゴウは、南米のギアナやアマゾン北部などに生息する鳥です。由ってラバウルに残って小動物や虫と生活するという場面では、明らかにば場違いと思われます。
鳥好きな人なら、だれでも気づくことを、優秀なMHKのスタッフの方が判らないとは心外ですね。
以前も指摘したことがありますが、オーストラリアの自然を扱った番組で、「ゴシキマキエインコ」を「ワカケホンセイインコ」とプロットしたり、「刑事コロンボ」の吹き替えで、「キバタン」を「ボタンインコ」といわせたりと、結構ミスが目立ちますね。
ワカケホンセイは再放送で訂正されてましたが、ボタンインコは何十年か後の再放送でも訂正されてませんでしたね。もしかしたら、もともとの会話がボタンインコとなっていたのかもしれませんが。
という訳で、我々が知らないところで、誤った情報を流されている、信じてしまっている可能性も、十分考えられるという事でしょうね。
TVも心して観なければなりませんね。
(お詫びして訂正させて頂きます。当初コミドリコンゴウと記載してましたが、ヒメコンゴウの誤りでした。)
まさに情報は鵜呑みにしてはいけませんね(笑)。
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