キンカチョウの展覧会に行ってきた
今日は埼玉県さいたま市にキンカチョウの展覧会に行ってきた。
今日は是非最後までご覧頂きたい。最後にお楽しみページが出て来る。

各部門の主席がずらり。キンカチョウ程、様々な色変種が固定されている鳥もないと思うが如何だろうか。会員の方に伺うと海外では50種ほどの色変種が登録されているとの事。
遺伝の法則的には、優性遺伝、劣性遺伝、伴性遺伝と単純ではあるが、法則に則ってペアリングしても、なんと140分に1の確率でしか出ない種もあるとの事。兎に角奥が深いんですね。
私は会員ではないが、会長さんの人柄にはほれ込んでいる。鳥を愛する事一方ならぬ方で、展覧会も自宅の庭を開放しての開催だ。初めの出会いは、4年ほど前だが、私が鳥専門誌「オールバード」のバックナンバーを探しているとの事を知って、1年分をポンと自宅に持って来て下さった。
傍から見ても真にキンカチョウの発展を願っているのが良く判る。由って遠方からも会員が集まって来るのだろう。
禽舎も覗かせて頂いたが、全て広いケージで飼われており、鳥も健康そうであった。


この仔はブラックチークというそうだ。文字通り頬が黒い。


イザベルというのだが、いろんなカラーを掛け合わせて出てくるのだそうだ。


パイドというのはいろんな鳥でもカラーが固定されているが、キンカチョウの場合は、色の抜けた部分の割合についても規定があるようだ。かなり奥が深く、私などには聞いても良く判らない。


この種は可愛さにひかれて、8年ほど前にネットオークションで購入し、私自身が飼った事がある。ほんわかとした色合いがなんとも魅力的だ。


オールオレンジは文字通り全身オレンジ色に輝く美しい鳥だ。なかなか、思ったような色には仕上がらないとの事だ。なんせ、オールオレンジ同士を組み合わせても、オールオレンジが出ないというのは、摩訶不思議だ。
秋草インコは、ルビノー同士を組み合わせればルビノーが出る。そして、色の綺麗に上がったルビノー同士からは、美しいルビノーが出るのだが・・・・・。

今日の来場者の中で手乗りチャボを連れてこられた方がいた。私も手に乗せてみて、パチリと一枚。いやー可愛いものですね。

そして最後は、前回紹介のシロハラインコ夫妻に、待望の第一卵。今朝覗いてみたら産まれていた。鳥友さんから親切に教えて頂いたのには、3日おきに産卵するようで、抱卵期間は26日との事だ。由って、もし有精卵であれば、5月末には可愛い雛の声を聴けるかもしれない。
楽しみ、楽しみ。
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