やはり異論が出た

21日に感電のショックで気を失ったアカゲザルを、仲間が助けたというニュースをNHKが放送していた。
ところがやはり何方かが、NHKに対して異論を唱えたらしい。22日のニュースウオッチ9では、「日本モンキーセンター」の方と、「京都大霊長類研究所」の方が全く違った見方をしているインタビューを放送していた。
ともにサルについての専門家の方だろうが、これだけ意見が分かれるのは興味深い。日本モンキーセンターの方は、咬み方が攻撃をする時のかみ方ではなく、明らかに、仲間を助けようとしての行動だろうとの意見であった。
それに対して霊長類研究所の方の見方は、上位のサルが急に動かなくなったので、下位のサルがこの時とばかり順位を入れ替わる為に、攻撃したが、息を吹き返してしまったので、また順位が元に戻り、下位の者がグルーミングをしたという見方をしていた。
画像は別のテレビ局のものだが、やはり、かんで、投げて、揺さぶって、救命の行動をしたとして紹介していた。
TVやインターネットの情報は早くて便利な面もあるが、必ずしも正しい情報を流している訳でもないことを、知っておかねばと思う。
特にTVは、視聴率を取るためには、興味をそそるように放送をしがちだ。場合によっては、やらせ番組というのも時々表面化するが、氷山の一角かもしれない。
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