待ち焦がれていた恋人に出会った

今日は長い事、待ち焦がれていた恋人に出会った。
決して艶っぽい話ではないんだが。バイコフ動物記の1巻が届いた。先日「インコの部屋」をネットオークションにたまに出ると書いたので、何気なく覗いたら出てました。入札がたくさん入っており、1日残して640円になっていたので、最終的には1000円超になったかもしれない。
それは余談として、その時何気なく検索したら、目出度く、この本が見つかったという次第だ。

バイコフ動物記に出会ったのは30年程前だ。神田の古書店で見かけて350円で買ってみた。それまでバイコフの予備知識は全くなかった。画像でご覧いただく通り、何となく面妖な雰囲気の装丁で、手にとっても購買意欲がわきそうもない表紙だ。
ところが読んでみると、これが実に面白い。読んでみて判ったのだが、表紙はこの本に出てくる動物達を並べたものだ。カササギや、ムササビ(たぶんモモンガ)、リス、ウリ坊、シベリヤ犬等。すぐ1,2巻を読みたいと思い、裏の奥付に書いてある電話番号に、電話をしてみたがもう既に使われていなかった。出版社は番町書房だ。多分1刷だけで再販はされなかったのだろう。それ以来、古書店で探していたが見つからず、たまたま先日検索したら、見つける事が出来たという次第だ。奇しくも価格は30年前と同じ350円であった。
まだ2巻は見つかっていないので、時々覗いてみようと思う。
しかし便利な世の中になった。居ながらにして本を探せる時代になった。因みに釣りキチ三平の64巻だけが欠けていて、ずっと古書店で探していたが見つからなかった。それが、3年くらい前にネットオークションで探したらすぐに見つかった。

正真正銘、今年最後のクレマチス。フラウ・ミキコが咲いた。これで新旧両枝先はすべて終わり。
新枝咲はあと少しだけ蕾が残っている。
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