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珍獣病院

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前回紹介した珍獣の医学の続編だ。
早速図書館で取り寄せて貰った。何処の図書館も同じかと思うが、本を頼むとまずは他の図書館にあるかどうか調べて、取り寄せしてくれる。何処にもないと購入してくれる。
講談社出版で、どちらかと云うと子供向けに書かれた様だ。勿論大人が読んでもとても面白い。前回の珍獣の医学は扶桑社からの出版だが、評判が良かったので、大手出版の講談社が2匹目のドジョウを狙ったのかもしれない。是非小学生高学年から中学生に読んで頂きたい本だ。文部省推薦図書にしてもらいたいような仕上がりだ。

著者が、子供時代から動物好きであった事等が実に平易な表現で淡々と書かれている。その中で自分の失敗談などを交えながら、珍獣に対する接し方などを説いている。

一つ紹介しよう。子供の頃イモリを飼い、生半可な知識で死なせてしまった話だ。イモリは冬になると冬眠するという事を本で読んだ田向少年、冬眠させようと、おがくずの中に無理やり埋め込み、結果的に死なせてしまった話が載っている。
実は私も小学2年生の時、全く同じような失敗をしている。当時イシガメを飼っていた。よく馴れていてドジョウを上げると手から餌をとって食べていた。本で読んだのか、誰かに聞いたのかは忘れてしまったが、冬になった時冬眠させねばと思ってしまった。そこで、少しでも寒くない様にと綿をたくさん入れた箱に入れて下駄箱の中にしまっておいた。春になりさあ、もう良いかなと思い箱を開けてみたら、からからに乾いてミイラになっていた。今思うと本当にかわいそうな事をしたと思う。

こんな事もあったな。5歳位の時だ。近所の小川で捕まえて飼っていたコブナが冬になって動かなくなった。これは寒いからだろうと思い、ストーブのそばで温めてあげた。結果は程なく茹だってしまった。知識のなさが、このような悲劇を生む。

たった今も、知識のなさから、どれだけの生き物が無茶な飼い方をされ、死の淵に向かって進んでいるかもしれない。
著者は、その様な不幸な生き物が、少しでも減るようにとの願いを込めて、獣医師の立場から易しく説いている。
是非お子さんに勧めて頂きたい本だ。1人でも多く、未来の田向獣医師が生まれる為にも。



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難しい選択もありますよね

 田向さんも七色インコさんも、似たような経験があるというのがとても面白いと思いました。
 さて、短いコメント欄でするべきレベルの話ではないのがわかっていながらすると、悪意や殺生目的で結果を招来するのでなければ、少年期、生き物を死に至らしめるのは、大きな意味での教育性を持つのではないか、と思うことです。
 私の何度もの失敗は、ウサギやハツカネズミの子を、母親に食べられる結果を招く行為を、何度もしたことです。恐ろしくもあり、悲しくもあり、判っていることをまたしてしまう自分を愚かしく思い、誰にも言えず、気持ち悪さをこらえ、一人で埋めました。
 そんなことから、命とか、飼育とか、自分なりに考える途ができていくのではないかとも考えます。私は事務員の道に進みましたが。

Re: 大魔王さん今日は

大魔王さんのおっしゃる通りだと思います。

私も、今までたくさんの生き物を飼ってきて、もう少し知識があったならな~と思うことだらけですね。
沢山の喜びと、それに負けない位いの後悔と反省があります。

大魔王さんも同じだと思います。

最近はエキゾチックアニマルが気軽に手に入る様になって来たので、
誤った飼育によって不幸になるペットも多いようですです。

この本は、少しでも知識を持って飼って頂きたいという、獣医師の立場からのメッセージを
自分の失敗談なども交えながら、平易な文章で子供が読んでも判るように書いています。

少しでも失敗は少ない方が良いので、参考になると思います。
とても良い本と思いますので、多くの方に読んで頂きたいと思います。



>  田向さんも七色インコさんも、似たような経験があるというのがとても面白いと思いました。
>  さて、短いコメント欄でするべきレベルの話ではないのがわかっていながらすると、悪意や殺生目的で結果を招来するのでなければ、少年期、生き物を死に至らしめるのは、大きな意味での教育性を持つのではないか、と思うことです。
>  私の何度もの失敗は、ウサギやハツカネズミの子を、母親に食べられる結果を招く行為を、何度もしたことです。恐ろしくもあり、悲しくもあり、判っていることをまたしてしまう自分を愚かしく思い、誰にも言えず、気持ち悪さをこらえ、一人で埋めました。
>  そんなことから、命とか、飼育とか、自分なりに考える途ができていくのではないかとも考えます。私は事務員の道に進みましたが。

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プロフィール

なないろいんこ

Author:なないろいんこ
動物を飼い始めてから50年になります。猛禽類やインコ、フインチ、海水魚、熱帯魚、金魚などいろいろ飼ってきましたが、いまだにその習性が修正できず毎日せっせと世話をしてます。時々インコの雛が生まれます。手乗りの雛をご希望の方は、下記にお問い合わせ下さい。
お問い合わせ先:sym.yoshikawa@gmail.com

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