フクロウになぜ人は魅せられるのか―その1

「フクロウになぜ人は魅せられるのか」という本を読んでみた。小林誠彦氏の本だ。とても面白い本なので、興味のある方には一読をお勧めする。
私もフクロウに魅せられた一人だ。最初にフクロウを飼ったのはは50年近く前の中学1年生の時だ。それ以来フクロウ類を飼っていなかった年月の方がずっと短い。
この本の中の「フクロウを飼う」という章の1部を紹介しよう。
さて、フクロウを飼うにあたって考慮しなければいけないことは何か。まず「どこで飼うか」ということである。実際にフクロウを飼っている人、数人に聞いてみたところ、従来のように籠で飼う方法以外にも部屋の中で止まり木につないで飼う方法、押し入れや一つの部屋など家の一部をフクロウに貸し切りにしてしまう方法、室内放鳥して家ごとフクロウと共有する方法などいろいろなやり方が試みられているようだ。
おそらく住宅事情は誰にとっても最も融通の利かない部分だと思われるから、まずこの部分の選択肢を絞ってしまおう。それによって必要なインプリント(人間に馴れている事)の度合いや飼えるフクロウの大きさも決まってくる。ここまで書いて気が付いた事は、人の文章を写すことはものすごい時間がかかると云う事だ。自分の文章を綴るのに比べて何倍もの時間がかかる。
という訳で餌の問題については、次回とさせて頂きます。画像は掛川花鳥園のユーラシアワシミミズクです。
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