大成功
先週メジロ用に工夫した仕掛けは、大成功であった。

ご覧のとおり解放されている蜜柑は、中の袋さえ跡形もなく食べ尽くされていた。
しかしどうだ。籠の中の蜜柑は、上品に食べられているではないか。是はメジロが上品に食べて行ったに違いない。
木曜日の出勤時に数羽のメジロが隣家の木の枝に止まっているのを見た。カメラも持っていないし、もたもたしていると、遅刻してしまうので、カメラに収める事は出来なかった。
バードレストランを開くのも良いが、すぐにヒヨドリに食べ尽くされるのがたまらん、と思われる方には、是非お勧めする。
なんせ材料費は、100均で648円だし、工作時間は10分もかからない。
陶器製の餌入れの中に入れておいた、小粒ヒマワリは一粒残らずなくなっていた。シジュウカラが来てくれたのだと思う。因みに黄色いプラスチックの餌入れに入れておいた、ミールワームもなくなっていた。これはメジロが食べたか、シジュウカラが食べたかは判らない。

我が家は、庭が狭く樹木が1本もないので、お隣のこの樹木が、バードレストランへの足掛かりとなっている。お隣様々だ。

一方の隣は、義父の家だが、種から蒔いた柚子が今年初めて実をつけた。
柿の木もあるのだが、是も種から蒔いた物なので、渋柿しかならない。柿の実はかなり前から実っているし、枇杷は、食べ切れない程、実をつける。
「桃栗3年柿8年、柚子の馬鹿野郎18年」と云う言葉があるが、本当に種をまいてから20年程経っている。
此処に家を建てて引っ越してきたのが、丁度、23年前のクリスマスイブの日であった。大掃除をする必要がなく喜んだのを覚えている。

夜のNHKのニュースで、気を失った猿に対して、仲間の猿が、咬み付いたり叩いたり、最後は水につけて、蘇生させたと云うニュースが流れていた。最近のNHKは興味本位のニュースも流すのでどこまで真実の話かは分からないが、猿であればその位の事はしてもおかしくない。
随分と昔の話だが、上野動物園のサル山で、死んでしまった子猿を、皮だけになるまで抱いていた母猿がいた。