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定年病ーその3

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クレマチスがまたまた咲いた。
今年は手入れを怠った為、今一であったが、まあまあ楽しませてもらった。今年は太郎ちゃんに手をかけすぎた。


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  「定年病」―自由と時間の代わりに失うもの  

定年を1年数ケ月後に迎えようとしている私としては、避けて通れない「定年病」。野末陳平氏の画像の書の意を汲みながら
またまた、自戒を込めてかいてみる。

定年後、どんなサラリーマンにも手に入るたっぷりとした自由と自分の時間。それを楽しみに定年を迎えるようなものだろう。当然私も期待している。

其れと引き換えに失うものもかなり大きいことを覚悟しておきなさいとの事だ。
まずは給料。給料は額はかなり減ったとしても年金と云う形を変えた形で受け取ることが出来るし、もとより誰しも覚悟の上だが。

肩書きが無くなるというのも、定年後に気付く大きな変化だ。日本では、肩書きが入った名刺を渡すところからすべてが始まる。名刺は日本では身分証明書なのだ。しかし定年後には名刺を作っても、入れる肩書きが無い。陳平さんがもらった名刺で「何とか会社第三部長」と云うのがあったそうだ。

自分の机がなくなるのも、新しい事態だ。今までは、会社に行けば自分の席があり、机があったのに、家にはもともと自分の机なんてありゃしない。「俺の定位置は茶の間の片隅か」という事になる。

もっとケチな事を言えば備品が使えなくなる。会社には、パソコンから携帯電話、封筒からボールペンの1本までそろっていたのが、全部自前でそろえなければいけない。手帳だって自分で買わねばならなくなる。
中には、会社の金で、食べたり飲んだり、タクシーを使えたり、さらに家族を連れて行って食べたものまで、会社に伝票を回したりで来ていた人もいるはずだ。

陳平さんが思わず笑ったのは「陳平さんカレンダー余ってない」と聞かれた時だそうだ。暮れになると、どこの会社でもお好きに持ってってくださいとカレンダーを山積みしている風景が見られたでしょう。

今までは欲しくてたまらなjかった自由と時間だった。それをたっぷりと手に入れた今、さあこれからと思ったとたんに、いろんなものを失ったことに気付く。

他にも福利厚生や業界情報とか、仕事仲間、遊び仲間とか、大事な物が一杯無くなった。活きる刺激も定年と共に薄れてくる。現役の頃は、当たり前と思ったことが、全部、当たり前でなくなる「。情けない、不甲斐ない、こんなはずじゃなかった」と当て外れの愚痴が、ここからこぼれだす。正に、「定年病」が始まったのだ。と、まあこんなことを書いている。

そこに行くと奥さんは強いですよ。私はこの種のいろんな本を読んでいるが、押しなべて書かれているのは、地域に根差した人脈。子供のPTAで知り合ったり、パートに出た職場で知り合ったりと、実に地域密着の人脈を持っている。

以前このブログで書いたが、捨てられたプードルを女房が一時保護して、数日の間に里親さんを見つけてきたのには驚かされた。しかも、見た目が良い方が貰い手が出rると云って、友人とお金を折半してトリミングまでしていた。

そこに行くと、退職した男の人脈なんて、実にもろいものだ。
これは女房に聞いた話だが、友人のご主人、元はそこそこの会社役員だったらしいが、友人が出かけようとすると「何処に行く」「何時に帰ってくる」とうるさいそうだ。

次回は何時になるかは判らないが、「くたばれ定年病!」 余生を快適に贈る八か条について書いてみる。尤もネットの古本屋で買って読んだ方が早いが(笑い) 
   

   
プロフィール

なないろいんこ

Author:なないろいんこ
動物を飼い始めてから60年になります。猛禽類やインコ、フインチ、海水魚、熱帯魚、金魚などいろいろ飼ってきましたが、いまだにその習性が修正できず毎日せっせと世話をしてます。時々インコの雛が生まれます。手乗りの雛をご希望の方は、下記にお問い合わせ下さい。
お問い合わせ先:sym.yoshikawa@gmail.com
登録証:10-市川健福 262-1 販売
有効期限:2026/04/06
千葉県市川市

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