

NHKワイルドライフを見た―その2

先日のNHKBS3のワイルドライフを見て、字幕に誤りがあったと書いた。再放送時には直っている事を願うとも書いた。先ほど再放送を見ていたらちゃんとワカゲホンセイインコの字幕がコダイマキエインコに正しく訂正されていた。おそらく何人か、何十人か知らないが、愛鳥家の方から指摘があったのだろう。私は番組の作成にあたって、この種の番組では専門家の監修を受けているものと思っていたが、そうではなかったのだろうか。例えばコダイマキエインコとマキエゴシキインコをうっかり間違ったと云うのなら判るが、オーストラリアのインコの特集に、アジアの鳥であるワカゲホンセイインコの字幕を付けるとは素人が編集したとしか思えない。もう一つ気になった事は、オオハナインコの子育ては9カ月に及ぶと云うものだが、いかがなものだろうか。オオハナインコを繁殖されている方はたくさんおられるようなので、もしお目に留まれば教えて頂きたいと思う。
幸せの紅白の羽を頂いた
オオバタン

マコウさんよりオオバタンの画像を頂いた。白色オウムは賢くて、人と非常に深いコミュニケーションを結べる。また人見知りすることなく、誰とでも仲良くできる鳥が多い。だからテーマパークなどで、腕に止まらせて写真を撮ったりする鳥に使われる。異論は有ると思うが、特にオオバタンは超一級だ。只ある程度若い時に人見知りをしない訓練が必要なのではないだろうか。私には苦い経験がある。25年ほど前、いわき市の小さな小鳥屋さんで、オオバタンを見つけた。看板鳥だったのだろう。売り物ではないというのを無理やり拝み倒し、大枚をはたいて購入した。小鳥屋のご主人にはとても懐いていたので、自分にも慣れさせる事が出来ると思ったのだ。ところが我が家に連れてくると全く懐かない。いろいろ手を尽くしたが懐かなかった。思うに脚や嘴の感じなどから見てかなりの年齢だったと思う。長年慣れ親しんだご主人と別れたのがよほど辛かったのだろう。転勤の際全部連れて行く事ができず、知り合いに託したがほどなく★になってしまった。今思えば小鳥屋さんに返してあげた方が良かったのかもしれない。
タイハク、コバタン、フイリッピンオウムも飼った事があるが、皆,犬と同じように懐き、部屋から部屋について回り、布団の中まで潜ってくる様に慣れていたのだが。
たくさん生き物を飼っていると楽しい思い出も、悲しい思い出もある。
クルマサカオウム

マコウさんよりクルマサカオウムの画像を頂いた。クルマサカと云うのは車冠と書き,冠羽を広げると御所車のように美しい処から名付けられている。だからクルマサカの画像はほとんどが冠羽を開いたものだ。マコウさんの物は普通の画像だ。ここにマコウさんの鳥に対する愛情と奥ゆかしさを垣間見ることができる。オウムが冠羽を立てるのはどういう時か。驚いたり興奮したり威嚇したりするときだ。つまり鳥をそのような状況に追い込めば、美しい画像が撮れる。しかしマコウさんはそれをしないで落ち着いた状況の画像を送ってくれた。
この鳥はサイテス2類なので輸出入は禁止されていないが知る人ぞ知る高価な鳥だ。それをさりげなく送ってくれる処が良い。10日ほど前からメールのやり取りをしているだけだが、お会いすれば多分ナイスガイだろう。
昨日息子の友人が来ていろいろ手を入れてくれた。おかげ様で少し見やすくなって、何人の方に見て頂いているかもわかるようになった。思っていたより多くのの方に見て頂いているようだ。とてもありがたいが、これからも飾らず身の回りの動植物をそのまま紹介させて頂く。