ボタンインコが巣立った

本来の予定では、昨日、大きなヒラメを両手に抱いて、にっこりと笑った、20代のイケメンの画像を載せる筈であった。(笑い)
残念ながら、釣行は中止してしまった。台風の影響で、波が高くなる予想をした為だ。しかし歳を取ったもんだ。昔だったら、多少波が荒くても決行していただろ。
波が高くて、周りの人が皆船酔いしてしまい、釣りが出来ず寝っ転がる様な中でも、平気で釣りをしていたのだが。今回は、少しおっくうになってしまい、釣友と相談して11月の8日に延期してしまった。
ボタンインコの雛がやっと巣立った。今回はバイオレットが2羽、コバルト1羽、モーブが1羽であった。
随分と巣立ちまで時間がかかった。最も昼間は巣の外に出ていたのかもしれない。
アキクサインコは1度巣立つと2度と巣箱には入らない。ところがボタンインコは、巣立ちした後でも、私の姿を見ると、さっと巣箱に潜り込んだりする。不思議な鳥だ。

フラッシュを焚かないで撮影すると、この様に写る。実物に近い色合いだ。どうしてもフラッシュを焚くとバイオレットの色がとんでしまう。

今日は8連休の3日目で、何もせずインターネットで囲碁を打っていた。
4時からは名人戦の第4局目の放送をBSで見た。この画面が4時の画面だが、なんと2日間掛かってここまでの進行だ。昨日の朝9時から始って、2日目4時でやっとここまでの進行だ。若き井山裕太の挑戦を受ける、名人山下敬吾。今頃は決着がついていると思うが、井山裕太の勝ちだろう。
名人の山下敬吾さんは私がちょうど碁を覚えた頃、小学2年生で、NHKの小学生囲碁大会で優勝した方だ。「栴檀は双葉より芳し」とは良く云ったものだ。プロの棋士になる方は5歳位で碁を始める事が多く、あっという間にすぐアマ5,6段になってしまう様だ。
勿論、皆が皆、プロになれる訳ではないので、楽しむ程度なら、私のように40歳近くから始めても十分だ。但し、新しい事を始めるには、子供のような心を持たないと無理だ。知らないことを恥ずかしがらず、謙虚に聞く姿勢が必要で、変にプライドを持っていると、とてもじゃないが、碁会所なんぞに顔を出せない。
其処には偏屈なおじさん連中が沢山いて、弱いものを碁で苛めて、言葉でも苛めて楽しんでいるような方が沢山いる。
そう云う中でもまれて、そのうち逆に、追い付き追い越すのを、楽しむくらいの心の余裕がないといけない。
勿論私はそんな意地悪はした事がなく、逆に囲碁ファンが増える様に、初心者の方にも、優しく接している。

対局風景は画像の通り。見た処、何の変哲もない風景だが、対局場に入ると、ものすごい緊張感が漂っているそうだ。
その昔、ミスタープロ野球の長嶋茂雄氏が、現役の頃、対局場を覗かせてもらった際、剣豪同士の決闘のようだと表現した話が伝わっているが、勝負の世界に生きる長嶋さんの動物的な勘が、そのような言葉を云わせたのだろう。
囲碁も、若い方に、是非日本の文化として受け継いでもらいたい物の一つだ。14年程前に「ヒカルの碁」と云うマンガが少年ジャンプで連載され、テレビアニメにもなった頃、お母さんに付き添われて小学生が、たまに碁会所に顔を出したが、直ぐにブームが去ってしまった。韓国では、日本の学習塾の様に沢山の碁教室があるそうだ。
実に頭の訓練に良いゲームなので、小さいお子さんをお持ちの方には、ゲームソフトを買ってあげる事をお勧めする。殺人ゲームソフトと比べると雲泥の差だ。
因みに左に座っている23歳の井山裕太さんは、現在6大タイトルを持っており、賞金総額では軽く1億を超えている。
彼もまた、最初は、ゲームソフトで囲碁を覚え、才能を開花させた事はよく知られている。
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